自分に吃音の症状がある場合、将来子供にも吃音の症状が遺伝してしまうのではないか?と心配されると思いますが、吃音症を発症する原因はまだ明確になっていないため、遺伝との関係性も明確にはなっていません。
遺伝というよりは生活環境によるものも影響するのではないか?とも考えられています。
例えば、父親に吃音の症状がある場合、少なからず家庭内でも吃音の症状が出ていると思います。
特に幼児期の子供は、自分の両親の話し方を真似して言葉を覚えていくため、吃音の症状があるとその話し方を真似することで、子供にも吃音の症状がみられるということは十分に考えられます。